5時間熟成!もちもち絶品冷やし豚肉(ネジェユク)
韓国バラエティ番組「편스토랑」より、イ・サンウシェフ直伝!5時間熟成の冷やし豚肉レシピ
韓国で話題のイ・サンウシェフ考案、5時間かけて作る「冷やし豚肉(ネジェユク)」のレシピをご紹介します。10分茹でて1時間休ませ、さらに冷蔵庫で4時間熟成させるだけで、口の中でとろけるような柔らかさ、しっとりとした食感、そして程よい歯ごたえが絶妙な、まるで専門店のような美味しさの冷やし豚肉が完成します。簡単な工程なのに本格的な味わいが楽しめるので、おもてなし料理や特別な日のメニューにもぴったり。あっさりとした旨味は、ピリ辛のにんじんキムチとの相性も抜群です。ぜひこの機会に、ご家庭で極上の冷やし豚肉を体験してみてください!
主な材料
- 豚肩ロース(塊) 1kg
- 水 3リットル
- 粗塩 大さじ1
調理手順
Step 1
豚肩ロースの塊は、調理の約30分前に冷蔵庫から出し、常温に戻して冷気を抜いてください。キッチンペーパーで表面の血合いを軽く拭き取り、流水で一度さっと洗って準備します。
Step 2
深くて大きめの鍋に水3リットルと粗塩大さじ1を入れ、強火にかけて沸騰させます。豚肉が完全に浸かる十分な量の水を用意することが重要です。
Step 3
お湯がぐらぐらと沸騰したら、準備した豚肩ロースの塊を丸ごと入れます。強火を保ち、蓋は開けたまま、正確に10分間茹でてください。茹でている間に鍋の表面に浮かんできたアクや泡は、丁寧に取り除くことで澄んだスープ(茹で汁)を作ることができます。
Step 4
10分間の茹で時間が終わったら、すぐに火を止め、鍋の蓋をしっかりと閉めます。このまま1時間、鍋に残った余熱を利用して豚肉をゆっくりと火を通していきます。まるで真空調理(スービード)のように、お湯の中でじっくりと火を入れることが、お肉を柔らかく仕上げる秘訣です。
Step 5
1時間、余熱で火を通した豚肉を慎重に取り出します。鍋から取り出したお肉は、キッチンペーパーを使って表面の水分を丁寧に拭き取ってください。
Step 6
水分を拭き取った豚肉を、ラップで隙間なく、できるだけしっかりと数重に包み込み、形を整えます。このように形を整えたお肉は、冷蔵庫に入れ、約4時間冷やして熟成させます。この工程により、お肉の旨味が均一に広がり、よりしっとりと、そして歯ごたえのある食感になります。
Step 7
4時間熟成させたお肉を冷蔵庫から取り出し、再びキッチンペーパーで表面の水分をきれいに拭き取ります。表面が乾燥している方が、切るときにきれいに仕上がります。
Step 8
準備した冷やし豚肉を、できるだけ薄くスライスします。包丁がよく切れるように注意しながら、薄くスライスすることで、特有の柔らかさと歯ごたえを最大限に引き出すことができます。
Step 9
このように薄くスライスされた冷やし豚肉は、見た目も美しく、噛むほどに広がる香ばしさと、とろけるような柔らかさ、そして心地よい歯ごたえが楽しめます。薄くスライスすることが、この冷やし豚肉の美味しさと食感を最大限に活かす重要なポイントです。
Step 10
完成した冷やし豚肉は、臭みがなくあっさりとした旨味があり、口の中でとろけるようなしっとり感がたまりません。ここに、シャキシャキとした食感のピリ辛な人参キムチを添えていただくと、風味が倍増し、さらに美味しく召し上がれます。特別な日には、ぜひご家庭で本格的な極上冷やし豚肉を作ってみてください!