爆弾卵蒸し(ポクタン・ケランチム)
アルトラン、イム・ソンゲシェフ直伝!ふんわり美味しい爆弾卵蒸しの作り方
ご家庭でもお店のようなふわふわ食感!アルトランで紹介された、イム・ソンゲシェフ考案の「爆弾卵蒸し」のレシピです。土鍋(トゥッペギ)で作る、見た目も華やかな卵蒸しは、口の中でとろけるような優しい味わいが魅力。ちょっとしたコツで、誰でも失敗なく、驚くほどふっくらとした卵蒸しが作れますよ。初心者さんでも安心の、丁寧な作り方をご紹介します。
基本の材料
- 卵 5個
- 水 1.5カップ(300ml)
- アミの塩辛(セウジョッ)大さじ1(汁ごと)
- ニンニクのみじん切り 大さじ1
- 砂糖 大さじ1/2
調理手順
Step 1
まずは、ふんわり美味しい卵蒸しの基本となる材料を計量しましょう。卵5個、水1.5カップ(約300ml)、アミの塩辛(セウジョッ)大さじ1(塩辛の汁も一緒に)、ニンニクのみじん切り大さじ1、砂糖大さじ1/2を用意します。
Step 2
ボウルに卵、水、アミの塩辛、ニンニク、砂糖をすべて入れ、泡立てすぎないように優しく混ぜ合わせて卵液を作ります。アミの塩辛がダマにならないように、しっかり溶かすのがポイントです。
Step 3
より滑らかで繊細な食感にするためには、卵液を細かいザルで一度濾しましょう。こうすることで、卵液の中の余分な気泡や混ざりきらない部分が取り除かれ、格段に口当たりの良い卵蒸しに仕上がります。
Step 4
卵液が土鍋の底にくっつくのを防ぐために、サラダ油大さじ1を卵液に直接加えて混ぜます。油が卵液と均一に混ざるように、軽くかき混ぜてください。この一手間で、卵蒸しが焦げ付かず、均一に火が通るのを助けてくれます。
Step 5
卵蒸しを調理する土鍋の内側にごま油を薄く塗ります。キッチンペーパーにごま油を少量つけ、土鍋の内側の側面と底を丁寧になでるように塗ると、卵液が土鍋にこびりつくのを効果的に防ぐことができます。
Step 6
ごま油を塗った土鍋に、準備した卵液を70~80%の量だけ注ぎ入れます。土鍋の70~80%まで、というのが重要です。満杯に注ぎすぎると調理中に溢れてしまう可能性があり、少なすぎるとふっくらと膨らみません。土鍋を中強火にかけ、底の方から菜箸などで優しくかき混ぜながら、卵液が固まらないようにほぐしていきます。
Step 7
卵液がポロポロと固まり始め、土鍋の縁に気泡が見え始めたら、火を弱火にします。ここでしっかりと火を通すことが、ふっくら膨らむかどうかの分かれ道。弱火でじっくりと加熱することが、膨らまない失敗の大きな原因となることがあるので、焦らずにゆっくりと火を通しましょう。
Step 8
火を弱火にした後、蓋をして卵蒸しが膨らむための空間を作ります。土鍋と同じ直径の蓋があればベストですが、なければ、それに近いサイズの耐熱ガラスボウルなどをかぶせても大丈夫です。土鍋と蓋の間から蒸気が出て、水滴が落ちてきたら、すぐに蓋を開けずに約30秒ほど待ってから開けてみてください。これにより、蒸気が適度に逃げて、卵蒸しがより一層、見事に膨らむのを助けます。
Step 9
もし、この工程で期待通りに卵蒸しがふっくらと膨らまなかったとしても、次の挑戦への良い経験になります!あまりがっかりしないでくださいね。今回の経験を活かせば、次こそは完璧な爆弾卵蒸しが作れるはずです。
Step 10
最後に、卵蒸しの上に飾る薬味を準備します。唐辛子粉少々、万能ねぎ(または青ねぎ)を細かく刻んだもの、そして白ごまを用意します。こんもりと膨らんだ卵蒸しの上に、彩りよく散らすと、見た目も美味しい「爆弾卵蒸し」の完成です!