炊飯器で簡単!基本の焼き卵(クンニャン)の作り方
卵がたくさんある時に!炊飯器で失敗なく作れる焼き卵
ご家庭に卵がたくさんあって使いきれない時、そのままにせず美味しい焼き卵にしませんか?特別な道具は一切不要、炊飯器一つあれば誰でも簡単に作れます。外はもちもち、中はしっとりとした、ヘルシーなおやつにぴったりです。
材料
- 卵 1パック(約30個)
- 水 500ml
- 酢 大さじ1(卵を洗う用)
- 塩 大さじ1(茹でる水用)
- 酢 大さじ3(茹でる水用)
調理手順
Step 1
まずは卵1パックをきれいに洗浄する工程です。ボウルに卵を入れ、酢大さじ1を注いでください。そのまま約5〜10分ほど浸けてから、流水で優しく洗い流すと、卵の殻の汚れがよく落ちます。この時、必ず常温に戻した卵を使用してください。冷たい卵を熱湯に入れると割れることがあります。
Step 2
次に、焼き卵の風味を豊かにする茹で水を作ります。500mlの水に塩大さじ1と酢大さじ3を加えてよく混ぜてください。すべて溶けなくても大丈夫です。数回混ぜるだけでOKです。この混合液が卵の殻をより丈夫にし、調理中のひび割れを防ぎ、独特の焼き卵の風味を出すのに役立ちます。
Step 3
炊飯器の内釜の底に、キッチンペーパーを2〜3枚重ねて敷いてください。これにより、卵が直接釜に触れるのを防ぎ、熱伝達を穏やかにして卵が割れるのを減らします。準備したキッチンペーパーの上に、割れないように注意しながら、洗浄した卵をそっと重ねて並べていきましょう。
Step 4
先ほど作った塩と酢の水を、炊飯器の内釜にそっと注ぎます。卵がひたるかひたらないくらいの量が目安です。水が多すぎると、焼き卵特有の風味が薄れてしまうことがあります。
Step 5
いよいよ炊飯器で焼いていきます。メニューから「白米」または「炊飯」を選んでスタートボタンを押してください。お使いの炊飯器の機能によりますが、一度炊飯が終わったら、すぐに取り出さず「2回」ほど炊飯を繰り返すのがおすすめです。2回目の炊飯の際には、少し水を足すと良いでしょう。数回の炊飯工程を経ることで、卵の内部まで均一に火が通り、もちもちとした食感が得られます。
Step 6
全ての炊飯工程が終わったら、炊飯器から卵を取り出し、粗熱を取ってください。熱いうちに食べるよりも、少し冷ましてから殻をむいて食べると、より美味しくいただけます。こうして作った焼き卵は冷蔵庫で数日間保存できるので、手軽なおやつや、お弁当のおかずとしても活用しやすいです。