温かくて満足感たっぷり!圧力鍋で簡単・時短!本格参鶏湯(サムゲタン)
夏バテ予防に最適!お家で本格的な鶏肉スープ(タットコムタン)を再現
蒸し暑い夏にぴったりの、栄養満点なタットコムタン(鶏肉スープ)を、ご家庭で手軽に作ってみませんか?圧力鍋を使えば、深いコクのあるスープはそのままに、調理時間を大幅に短縮できます。鶏もも肉、手羽、手羽元まで、たっぷり楽しめるタットコムタンのレシピをご紹介します。
主な材料
- 鶏もも肉(炒め物用)2パック(約1.2kg)
- 長ネギの緑の部分
- 玉ねぎ 1個
- にんにく(丸ごと)10〜15かけ
- 黒粒こしょう 小さじ1
- 長ネギの白い部分 1/2本
- 塩(味調整用)
調理手順
Step 1
鶏もも肉(炒め物用)は、通常1パック600g程度なので、2パック使うと十分な量になります。手羽元が4本入っているので、骨からお肉をほぐして食べるのも楽しいですよ。胸肉は別にとっておき、冷製チキンスープ(チョゲグクス)などに活用すると、さらに無駄なく楽しめます。
Step 2
鶏肉はきれいに一度洗って準備します。鍋にたっぷりの水を沸騰させ、洗った鶏肉を入れて1〜2分ほど軽く茹でます。この工程で浮いてくるアクや余分な脂を取り除くことが大切なので、しっかりと取り除きましょう。
Step 3
茹でた鶏肉は取り出し、冷たい水で再度きれいに洗い、準備します。こうすることで、鶏肉特有の臭みが取れ、よりクリアなスープの味になります。
Step 4
圧力鍋にきれいに洗った鶏肉を入れます。香りを加えるために、長ネギの緑の部分、丸ごとニンニク、黒粒こしょうを加えます。スープが鶏肉にかぶるくらいのたっぷりの水を注ぎます。
Step 5
玉ねぎを丸ごと入れると、鶏肉の臭みを抑え、スープにほのかな甘みと旨味を加えることができます。圧力鍋の蓋をしっかりと閉め、おもりが上がったら弱めの中火にして約3分加熱します。(炊飯の時間と似た感覚です。)おもりが下がり、圧力が完全に抜けたら、蓋を慎重に開けてください。
Step 6
柔らかく茹で上がった鶏肉は、慎重に取り出します。スープの風味付けに使った長ネギ、玉ねぎ、ニンニク、黒粒こしょうは取り出して捨てます。澄んだ鶏肉のスープだけをザルなどで濾して準備します。もし時間があれば、スープを冷蔵庫で冷やし、表面に固まった脂を取り除くと、さらにクリアなスープになります。
Step 7
大きなお椀に、食べやすい大きさにカットした鶏もも肉、手羽元、手羽などをきれいに盛り付けます。熱々の澄んだ鶏肉スープをたっぷりと注ぎ、刻んだ長ネギを彩りよく散らします。最後に、お好みで塩で味を調えたら、美味しいタットコムタンの完成です!丸鶏を煮込んでほぐす代わりに、部位をそのまま入れて煮込むと、手で持って食べる楽しさがあります。お家でタットコムタンを作るのは、本当に簡単ですね!