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新鮮なマッシュルームの正しい下処理と長持ち保存法





新鮮なマッシュルームの正しい下処理と長持ち保存法

栄養満点のマッシュルーム:新鮮なうちに下処理して冷凍保存まで完璧に!

マッシュルームは、きのこ類の中でも特にタンパク質含有量が多く、ミネラルもバランス良く含まれた栄養の宝庫です。さらに、100gあたりわずか24kcalという低カロリーなので、ダイエット中の方にも最適!低カロリーで満足感も得られるこの素晴らしい食材を、新鮮なまま下処理し、冷蔵・冷凍保存するコツまで、詳しくご紹介します。

料理情報

  • 分類 : その他
  • 材料カテゴリ : 野菜類
  • 状況 : その他
  • 調理法 : その他
  • 人分 : 4 人分
  • 調理時間 : 10 分以内
  • 難易度 : 誰でも

材料
  • 新鮮なマッシュルーム 適量

調理手順

Step 1

【マッシュルームについて】マッシュルームはヨーロッパ原産で、本来の旬は10月ですが、施設栽培のおかげで一年中手に入りやすいです。色によってホワイトマッシュルームとブラウンマッシュルームに分かれます。ホワイトはクセがなく、様々な料理に活用でき、生食も可能です。ブラウンは、ホワイトに比べて肉質がしっかりしており、比較的長く保存できます。ブラウンはホワイトよりも香りが強く、生食はできないので注意が必要です。マッシュルームを選ぶ際は、傘がふっくらとしていて、軸がしっかりしているものが良いでしょう。傘の裏側が黒ずんでいるものは鮮度が落ちている証拠です。特にホワイトマッシュルームは生食もできるため、白くてきれいなものを選ぶのがおすすめです。

Step 2

【マッシュルームの下処理】マッシュルームは、土がたっぷり付いている場合や特別な場合を除き、水洗いしないのがおすすめです。水洗いすると、本来の風味や香りが損なわれてしまうことがあります。表面についた土や汚れは、キッチンペーパーで軽く拭き取る程度にしましょう。軸の部分は硬かったり土が付いていたりすることがあるので、その場合は、軸の先端を少しだけ切り落とすと、きれいに使えます。

Step 3

【冷蔵保存:約1週間、新鮮さを保つコツ】マッシュルームは湿気を嫌うので、1~5℃の冷蔵庫で保存するのが最適です。新聞紙に包んで保存したり、密閉容器に入れて湿気を防ぐのが良いでしょう。前述の通り、ブラウンマッシュルームの方がホワイトマッシュルームよりも比較的長く変質せずに保存できます。一人暮らしの方なら、一度に使い切れる量だけ、とても小さな密閉容器(約120ml)に1個ずつ入れて冷蔵保存すると、必要な時に新鮮なまま取り出せて便利です。新鮮なマッシュルームを購入した場合、この方法で保存すると約1週間は最高の状態を保てますし、最長で2週間持つこともありますが、色が変わってくる可能性があることを覚えておいてください。

Step 4

時間が経つにつれて、冷蔵保存されたマッシュルームの傘の縁が乾いてきたり、本来の白い色から徐々に茶色っぽく変色し、表面が少しひび割れてくることがあります。これは自然な変化ですので、ご安心ください。

Step 5

【冷凍保存:長期保存ならこれが一番おすすめ】マッシュルームは、冷蔵保存よりも冷凍保存を強くおすすめします。私はパスタなどの料理にマッシュルームをよく使うので、スライスしてから冷凍保存するのが気に入っています。一度に使うのは1~2個程度なので、1個ずつ個別にスライスして冷凍しておくと、使う時にとても便利なんですよ。もし変色を防ぎたい場合は、スライスしたマッシュルームにレモン汁を軽く塗ると良いでしょう。ただし、私はレモンの風味がマッシュルームの香りと混ざるのがあまり好きではないので、特別な処理をせずそのまま冷凍しています。

Step 6

このように個別に密閉容器に入れて冷凍保存すれば、1ヶ月以上新鮮に楽しむことができます。とはいえ、どんな食材もできるだけ早く使い切って、最も新鮮な状態でいただくのが一番良い方法であることは、忘れないでくださいね!

Step 7

保存の効率を高めるため、ラベルプリンターで冷凍した日付と保存期間を印刷して容器に貼っておきました。このように冷凍庫にいくつか準備しておくと、とても心強いです!ちなみに、冷凍マッシュルームを調理する際は、解凍せずにそのまま加熱するのがおすすめです。解凍するとマッシュルームから水分がたくさん出てしまい、風味にも影響を与えてしまうからです。



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