懐かしのダルゴナスコーン
初心者でも簡単!ダルゴナスコーンの作り方 / スコーンの基本
一世を風靡したあのダルゴナスコーンを、おうちで手軽に再現してみませんか?基本の生クリームスコーンをベースに、お菓子作り初心者の方でも失敗なく作れるよう、丁寧な工程でご紹介します。サクサクのスコーンに、甘く香ばしいダルゴナのトッピングが加わり、世代を問わず愛される特別なスイーツが完成します。
しっとり生クリームスコーン生地
- 薄力粉 300g
- 生クリーム 300g
- グラニュー糖 60g
- ベーキングパウダー 6g
- 塩 3g
思い出の甘さ、ダルゴナトッピング
- グラニュー糖 200g
- 水 100g
- 重曹(食用)3g
- グラニュー糖 200g
- 水 100g
- 重曹(食用)3g
調理手順
Step 1
お菓子作りを始める前に、全ての材料を正確に計量し、準備を整えることが成功の鍵です。粉類はまとめて一度に計量しても構いません。事前に計量しておくことで、作業がスムーズに進みます。
Step 2
ふるった薄力粉とベーキングパウダーをボウルに入れ、グラニュー糖と塩を加えて軽く混ぜ合わせます。粉類が均一に混ざり合うように、さっくりと混ぜるのがポイントです。
Step 3
計量した生クリームを生地に加えます。ゴムベラやスケッパーを使い、粉っぽさがなくなる程度にさっくりと混ぜ合わせましょう。生地を練りすぎると、スコーンの食感が損なわれるので注意してください。
Step 4
まとまった生地をラップでぴったりと包み、冷蔵庫で1時間休ませます。この生地を休ませる工程により、生地が安定し、焼成中に形が崩れるのを防ぐ効果があります。
Step 5
休ませた生地を冷蔵庫から取り出し、打ち粉(薄力粉)をした台の上に乗せます。生地を半分に折りたたみ、再度打ち粉をして、めん棒で優しく伸ばします。あまり薄く伸ばしすぎないように注意しましょう。
Step 6
生地を3等分して折りたたむ作業を、合計3回繰り返します。パイ生地を作る工程のように、折りたたんで伸ばす作業を繰り返すことで、スコーンの層が美しく仕上がり、サクサクとした食感が増します。
Step 7
3回の折りたたみ作業が終わったら、生地を好みの大きさや形にカットします。包丁で四角や三角形にカットしても良いですし、クッキー型などを使って可愛らしい形にくり抜いても素敵です。
Step 8
天板にクッキングシートを敷き、スコーン生地を並べます。スコーンの表面に溶き卵や牛乳を薄く塗ると、焼き色が美しく仕上がります。180℃に予熱したオーブンで20〜25分、こんがりと焼き色がつくまで焼いてください。
Step 9
美味しい生クリームスコーンの完成です!次は、懐かしい甘さのダルゴナを作り、スコーンにトッピングしましょう。
Step 10
ダルゴナ作りを始めます。鍋にグラニュー糖と水を入れ、火は鍋の側面を伝わない程度の弱火にかけます。この時、絶対に砂糖をかき混ぜないでください。かき混ぜると砂糖の結晶ができてしまい、ダルゴナが固くなる原因になります。
Step 11
砂糖液がゆっくりと煮詰まってくると、鍋の縁から徐々に茶色く色づき始めます。薄い茶色になったら、そのまま約5秒ほど加熱し、火から下ろしたらすぐに重曹を加え、菜箸などで手早く混ぜ合わせます。
Step 12
重曹を加えた後も、菜箸などで手早く混ぜ続けてください。ダルゴナが泡立ち、独特の気泡ができて軽やかな仕上がりになります。
Step 13
あらかじめクッキングシートを敷いたバットや平らな皿の上に、焼きあがった温かいスコーンを並べます。ダルゴナが固まる前に、手早くスコーンの上に乗せ、好みの形に広げてください。ダルゴナは非常に早く固まるので、迅速な作業が大切です。
Step 14
甘くてサクサクのダルゴナスコーンが完成しました!温かいうちにいただくのがおすすめです。