フレッシュいちご大福の作り方
韓国風いちご餅(チャプサル餅) レシピ
旬のいちごと、手軽に使える羊羹(ようかん)を使った、おいしいいちご大福(いちご餅)の作り方をご紹介します。もちもちの生地と、羊羹の優しい甘さ、いちごの爽やかな酸味が絶妙なハーモニーを奏でます。おうちで簡単に作れる、特別なスイーツです。
いちご大福 材料
- 米粉(製菓用) 250g
- 熱湯 300g
- 新鮮ないちご(大きさによって3~6個)
- 羊羹(市販品) 3個
- 砂糖 大さじ3
- 塩 小さじ1/2
- 片栗粉(打ち粉用) 大さじ3
調理手順
Step 1
まずは、新鮮ないちごを準備しましょう。いちごは、酢を少量加えた水に1分ほど浸けて軽く消毒した後、流水で丁寧に洗い、ヘタを取り除きます。キッチンペーパーでしっかりと水気を拭き取ってください。水気が残っていると、お餅がべたつく原因になるので、念入りに拭きましょう。(写真ではいちごが多く見えますが、羊羹の量に対していちごが多すぎるとお餅が破れることがあるため、適量を調整してください。)
Step 2
本来のお餅にはあんこが入りますが、今回は手軽に市販の羊羹(ようかん)を使って、手軽に美味しさをプラスします。羊羹はフォークやスプーンで潰しても良いですが、ポリ袋に入れて手で揉むようにすると、ダマにならずなめらかに潰せて便利です。
Step 3
潰した羊羹を薄く広げ、準備したいちごを中央に乗せます。お団子のように、いちご全体を羊羹で包み込むように形を整えていきます。中身がはみ出さないように、丸く平らに形作ってください。
Step 4
次に、お餅の生地を作ります。米粉(製菓用)250gを計量して用意しましょう。もし、製菓用ではなく家庭用の米粉を使う場合は、水分量が異なることがあるため、熱湯の量を調整して生地の固さをみて、ちょうど良い状態にしてください。
Step 5
米粉が入ったボウルに、甘みを加える砂糖大さじ3と、お餅のコシを出すための塩小さじ1/2を加えて、ゴムベラや手で全体が均一になるようによく混ぜ合わせます。粉っぽさがなくなるまで、しっかり混ぜてください。
Step 6
米粉のボウルに、熱湯300gを加えていきます。お餅は「익반죽(イクパンジュッ)」という熱湯でこねる方法で作ると、もちもちでなめらかな食感になるので、必ず熱湯を使用してください。一度に全部のお湯を加えるのではなく、米粉の状態を見ながら、少しずつ加えて生地の固さを調整するのがポイントです。製菓用米粉250gに対して、熱湯300gが目安ですが、様子を見ながら調整してください。
Step 7
よく混ぜ合わせたお餅の生地は、ラップで覆い、フォークで数カ所穴を開けてから電子レンジに入れ、2分間加熱します。穴を開けることで、蒸気が逃げやすくなり、均一に火が通るのを助けます。
Step 8
電子レンジから取り出した生地は、まだ火が通りきっていないことがあります。ゴムベラやヘラに食用油を少量つけると、生地がくっつきにくくなります。油をつけたヘラで生地全体をよく混ぜ合わせ、まだ火の通っていない部分を熱が伝わるように混ぜてください。2分加熱後、表面は火が通っていても、中はまだ生っぽいことがあります。
Step 9
再びラップで覆い、穴を開けてから、電子レンジでさらに2分間加熱します。電子レンジの機種によって加熱時間は異なるので、途中で様子を確認し、時間を調整してください。生地全体が透明感が出て、お餅らしい弾力が出てくるまで加熱します。
Step 10
再び生地を取り出し、ラップを外します。油をつけた手やヘラで、生地をしっかりと練り込みます。コシのある食感を出すために、生地がなめらかになるまで、根気強く練るのが大切です。
Step 11
広めのバットやお盆に片栗粉をたっぷりと敷き、打ち粉として使います。練りあがったお餅生地を乗せ、手にも片栗粉をつけながら、細長く伸ばしていきます。羊羹を包めるくらいの大きさに生地を切り分けていきます。お餅は冷めると固くなるので、熱いうちに作業するのが、きれいに形を作るコツです。
Step 12
片栗粉をつけながらお餅生地を薄く広げ、中に準備しておいたいちご羊羹を乗せ、生地で包み込みます。お餅は手にくっつきやすいので、その都度片栗粉をつけながら作業してください。生地の合わせ目は、指でつまんでしっかりと閉じ、後で破れないようにしましょう。
Step 13
これで、おいしいいちご大福(いちご餅)の完成です!旬のいちごのみずみずしさと甘酸っぱさ、そしてお餅のもちもちとした食感が、口いっぱいに広がる幸せな味わいです。ぜひ、手作りの味をお楽しみください!