黄金色の贅沢:エッグベネディクトを格上げする自家製オランデーズソース
おうちで簡単本格ブランチ:エッグベネディクトに欠かせない「オランデーズソース」の作り方
エッグベネディクトといえば、あの鮮やかな卵黄色のソース!それがオランデーズソースです。卵黄をベースにしたこのソースは、驚くほど簡単に作れるのに、豊かな風味は格別。今回は、ご家庭で簡単に作れる、本格的なオランデーズソースのレシピをご紹介します。少ない材料と簡単な工程で、レストランのような仕上がりになりますよ。特別な日のブランチや、おもてなしにもぴったりです。初心者の方でも失敗なく、美味しく作れること間違いなしです。
材料- 新鮮な卵黄 2個分
- 無塩バター 20g
- レモン汁 小さじ1 (tsp)
- 塩 0.5g (ひとつまみ程度)
- 挽きたての黒こしょう (お好みで)
調理手順
Step 1
まずは、オランデーズソースの要となるバターを溶かします。少量なので、駄菓子作りに使うような小さな雪平鍋や、ソース専用の小鍋を使うのがおすすめです。弱火にかけて、バターが焦げ付かないように注意しながら、完全に液体状になるまでゆっくりと溶かしてください。澄んだ状態になるのが目安です。
Step 2
次に、新鮮な卵2個から卵黄だけを丁寧に取り出し、清潔な耐熱ボウルに入れます。卵白が混ざってしまうと、なめらかな乳化ソースに仕上がらないので、ここは慎重に作業してください。卵黄だけをきれいに分離することが、美しいソースへの第一歩です。
Step 3
ボウルに入れた卵黄は、泡だて器で軽くほぐします。少量なので、大きめの泡だて器よりも、ドリンク作りによく使うミニサイズのハンドミキサーや、細かな泡だて器が使いやすいでしょう。白っぽく、少しとろみがつくまで、優しく泡立ててください。
Step 4
ここで、ソースに爽やかな風味を加えるレモン汁を加えます。できれば生のレモンを絞って使うと、より一層香りが良くなります。小さじ1杯のレモン汁を加え、卵黄とよく混ぜ合わせましょう。レモン汁は、バターと卵黄の濃厚さを和らげ、味のバランスを整える大切な役割を担います。
Step 5
味の決め手となる塩を加えます。細かい塩をひとつまみ(約0.5g)加え、卵黄とレモン汁が混ざったものによく混ぜ込みます。塩加減はお好みで調整してください。塩は、他の素材の風味を引き立てる効果があります。
Step 6
最後に、香りを添える黒こしょうを加えます。挽きたての黒こしょうを使うと、香りが豊かになります。お好みに合わせて量を調整してください。もし、こしょうの風味が強すぎるのが苦手な場合や、ソースを仕上げた後にかけたい場合は、この段階では省略しても構いません。
Step 7
いよいよ乳化の工程です!湯気の立っている鍋の上に、卵黄の入ったボウルを重ねます(湯煎)。ボウルの底がお湯に直接触れないように注意してください。絶えず泡だて器で混ぜながら、溶かしバターを少量ずつ、数回に分けてゆっくりと加えていきます。一度に加えず、少しずつ加えるのが、分離を防ぎ、安定した乳化ソースを作るためのコツです。
Step 8
バターを加えながら混ぜ続けていくと、ソースがとろりと濃厚になり、艶やかな黄金色のオランデーズソースが完成します。スプーンの背に膜ができるくらいの濃度になったら、火から下ろしてください。熱いうちに使うのが一番おいしいです。エッグベネディクトにたっぷりと添えれば、まさに至福の味わいが楽しめます!