香ばしい全粒粉パンの作り方
自宅で焼きたて!ヘルシーで美味しい全粒粉パンのレシピ
パン作りは、季節に合わせて様々なパンを作ることができるので、楽しさとワクワク感がいっぱいです!特に暖かくなってきたこの頃は、ライ麦、オーツ麦、全粒粉など、色々な穀物を使った「発酵パン」作りに挑戦しています。100%全粒粉パンは、少し素朴に感じられるかもしれませんが、香ばしさが格別です。もっとモチモチした食感が欲しい場合は強力粉を混ぜたり、より柔らかくしたい場合は中力粉を少し加えて、お好みに合わせて調整してみてください。おうちでパンを焼く喜びとときめきを味わいながら、健康的なパンを焼き上げましょう。
全粒粉パンの材料- 全粒粉 500g
- インスタントドライイースト 7g
- 塩 7g
- ぬるま湯(約35〜40℃)420ml
調理手順
Step 1
今回は「Uri-mil(韓国産)」という全粒粉を使用しました。お好みの全粒粉をお使いいただいても大丈夫です。
Step 2
1. **生地をこねる:** 大きなボウルに全粒粉、イースト、塩を入れて軽く混ぜます。中央にくぼみを作り、ぬるま湯を注ぎ入れ、ゴムベラや手でひとまとまりになるまでこねます。(ヒント:手ごねが難しい場合は、ホームベーカリーを使ってもOKです。)
2. **一次発酵:** 生地を滑らかに丸め、ボウルに入れ、ラップまたは濡れ布巾をかけて暖かい場所で1時間、一次発酵させます。生地が約2倍の大きさになるまで発酵させてください。
3. **ガス抜きと一次丸め:** 一次発酵が終わった生地を台の上に取り出し、手で軽く押さえてガスを抜きます。優しく丸め直し、10分間休ませます。
4. **中間発酵:** 生地を2等分し、それぞれ丸め直します。ラップやビニールをかけ、室温で20分間、中間発酵させます。
5. **二次発酵と成形:** 中間発酵が終わった生地をお好みのパンの形に成形します。型に入れたり、そのままの形に整えたりします。ラップまたは濡れ布巾をかけ、室温で1時間、二次発酵させます。生地が元の大きさの約2倍に膨らんだら完了です。
6. **焼成:** オーブンを200℃に予熱します。二次発酵が終わった生地の表面に打ち粉(薄力粉など)を軽く振り、鋭利なナイフやクープナイフで、お好みの模様に切り込み(クープ)を入れます。予熱したオーブンに入れ、200℃で25分間、きつね色になるまで焼きます。(ヒント:焼く前にオーブン内に軽く霧吹きをすると、クラストがよりパリッと仕上がります。)
Step 3
生地の発酵を助ける便利なヒントです!生地をボウルに入れ、ラップをかけ、そのボウルを、赤ちゃんの沐浴くらいの温度のぬるま湯を入れた大きめのボウルに入れます。このセットをオーブン(もちろん電源はオフ)や暖かい場所に置くと、発酵が驚くほどスムーズに進みます。
Step 4
1時間発酵させたところ、生地が驚くほど膨らみました!ここまで膨らむと、見ているだけで嬉しくなりますね。
Step 5
一次発酵完了後の生地の様子です。ふっくらと膨らんでいるのが、発酵が順調に進んでいる良い証拠です。
Step 6
一次発酵が終わったら、生地を2つに分け、丸め直します。ラップや濡れ布巾をかけて、室温で20分間、中間発酵させてください。この工程で生地がより扱いやすくなります。
Step 7
中間発酵が終わったら、お好みのパンの形に成形しました。これから、ラップや濡れ布巾で覆い、室温で1時間、二次発酵させます。
Step 8
二次発酵が終わった生地の状態です。発酵前と比べて、明らかに2倍近くに膨らんでいるのがわかります。
Step 9
生地の表面に小さな気泡がたくさん見えますね?これは、生地がうまく発酵したことの素晴らしいサインです。
Step 10
いよいよ生地にクープ(切り込み)を入れます。鋭利なナイフで、表面にお好みの模様を入れましょう。発酵パンは、このようにクープを入れるのが楽しい作業の一つです。どんな模様にするか想像しながら、楽しんでくださいね。
Step 11
最後に、表面に軽く打ち粉を振り、200℃に予熱したオーブンで25分間、こんがりと焼き上げれば、美味しい全粒粉パンの完成です!