自家製みかんワインの作り方
豊かなみかんを活用した、甘く香る自家製みかんワインレシピ
冬の旬の果物であるみかんを箱でいただき、最近はいろいろな料理で楽しんでいます。今日は、みかんをちょっと変わった方法で楽しむ自家製みかんワイン作りに挑戦してみました。みかんの果実酒を思い浮かべがちですが、家でもとても簡単な材料と方法で素晴らしいみかんワインが作れるんです!複雑な工程は一切なく、誰でも簡単に作れますので、ぜひみかんワイン作りに挑戦してみてください。手作りのみかんワインで特別なホームパーティーを開いたり、大切な人へのプレゼントにするのも素敵ですね。
材料- 新鮮なみかん 600g
- ワイン酵母 0.6g
- 砂糖 60g(みかんの重量の約10%)
- レモン汁 大さじ1
- 水 30ml(酵母を活性化させるため)
調理手順
Step 1
まず、ワインを漬け込む容器(ガラス瓶や大きなガラスボウル)を丁寧に消毒することが重要です。沸騰したお湯に容器を入れ、10〜20分ほど十分に煮沸消毒してください。消毒後は、水分が全く残らないように清潔な布巾やキッチンペーパーで完全に乾燥させてください。これにより雑菌の繁殖を防ぎ、ワインの発酵を成功に導くことができます。
Step 2
きれいに洗ったみかんは、皮をすべてむいて準備します。みかんの皮には苦味や好ましくない香りが含まれることがあるため、ワイン本来の風味を活かすためには皮を取り除くのが良いでしょう。
Step 3
皮をむいたみかんは、ミキサーに入れて細かくすり潰します。後でザルで濾して澄んだみかんの果汁だけを使う予定なので、できるだけ滑らかになるように潰すのがおすすめです。ミキサーがない場合は、包丁で細かく刻んでも構いません。
Step 4
細かく潰したみかんを、目の細かいザルや布巾を使って果汁だけを絞ります。果肉や固形物が残らないようにきれいに濾した澄んだみかんの果汁を、準備した消毒済みの容器にそっと注ぎ入れてください。
Step 5
みかんの果汁が入った容器に砂糖を加え、よくかき混ぜて溶かします。砂糖の量は、みかんの元の重量の約10%が適量です。例えば、みかんが600gなら砂糖は60gを加えてください。砂糖は発酵過程で酵母の栄養源となり、アルコール生成を助けます。
Step 6
爽やかな風味と発酵の安定性を高めるために、レモン汁大さじ1を加えます。レモン汁は天然の保存料のような働きをし、みかんの果汁が傷むのを防ぎ、ワインの風味をさらに豊かにします。レモン汁がない場合は、市販のレモナや他の酸性製品を少量使用しても大丈夫です。
Step 7
いよいよ、ワイン発酵の鍵となる酵母を加える段階です。使用する酵母の量は、みかんの元の重量の約1000分の1程度が目安です。みかん600gを基準に、酵母0.6gを準備してください。酵母はそのまま加えるのではなく、ぬるま湯(約30ml)に浸して5〜10分ほど活性化させてから使うのがおすすめです。細かい泡がプクプクと出てきたら、酵母がよく活性化された証拠です。
Step 8
容器に入ったみかんの果汁、砂糖、レモン汁、活性化した酵母をすべて加えてよく混ぜ合わせます。全ての材料が均一に混ざるように、しっかりと混ぜてください。その後、容器の蓋は完全に密閉せず、軽くかぶせるか、通気性のある布で覆います。直射日光の当たらない涼しい場所(約25℃前後)で発酵を開始します。1日に1〜2回は蓋を開けて優しくかき混ぜ、空気を循環させてください。
Step 9
1日に1〜2回かき混ぜながら、ワインの味を確認してみてください。通常、2週間ほど経つと一次発酵が 어느 정도完了し、飲める状態になります。もっと深みのある豊かな風味を求める方は、発酵期間を3週間から1ヶ月まで延ばして熟成させることができます。完成したみかんワインは冷蔵庫で冷やしていただくと、さらに美味しくなります。手作りのあなただけの特別なみかんワインで、素敵な時間をお過ごしください!