残ったカニの漬け汁で簡単!こんにゃくとうずらの卵の醤油煮
捨てないで!カニの漬け汁を活用した、こんにゃくとうずらの卵の本格醤油煮の作り方
美味しいカニの醤油漬け(カンジャンケジャン)を食べ終えた後、残った漬け汁は捨てていませんか?その貴重な漬け汁を再活用しましょう!こんにゃくのぷりぷりとした食感と、うずらの卵の優しい味わいが、漬け汁の深い旨味と絶妙に絡み合い、ご飯が止まらなくなる絶品のおかずが驚くほど簡単に完成します。料理初心者の方でも安心して作れる、とっておきのレシピをご紹介します。
材料- うずらの卵(水煮・殻むき) 300g
- こんにゃく 200g
- 残ったカニの醤油漬けの漬け汁 3カップ(約600ml)
- 水 1カップ(約200ml)
- 白ごま(飾り用)少々
調理手順
Step 1
まず、うずらの卵を準備します。ここでは殻をむいた水煮のうずらの卵300gを使用しました。もしご自身で茹でて殻をむく場合は、沸騰したお湯にうずらの卵を入れ、約10〜15分茹でた後、冷水にとって冷まし、殻をむいてください。市販の殻むきうずらの卵を使う場合は、清潔に美味しくいただくために、流水で数回丁寧に洗い、水気を切っておきましょう。
Step 2
次に、こんにゃくを準備します。こんにゃくは200g程度用意し、うずらの卵と同じくらいの大きさ、あるいは少し小さめの角切りにします。こうすることで、味が染み込みやすくなり、食べやすくなります。もしこんにゃく麺を使用する場合は、お好みの長さに切って準備してください。
Step 3
さあ、この美味しい醤油煮の秘訣となる、カニの漬け汁を見てみましょう。これは、カニの身を食べ終えた後に残った貴重な漬け汁です。この漬け汁こそが、深い旨味の決め手となるのです。
Step 4
カニの漬け汁は、そのまま使うのではなく、一度ザルなどで濾すことで、よりクリアで洗練された味わいの醤油煮に仕上がります。カニの身の残りカスや不純物を取り除き、澄んだ漬け汁だけを準備しましょう。約3カップ(600ml)程度の量があれば十分です。
Step 5
準備したカニの漬け汁に、水1カップ(約200ml)を加えて少し薄めます。こうすることで、塩分が強すぎず、ちょうど良い味加減になります。この混合液を鍋に入れ、しっかりと沸騰させましょう。
Step 6
カニの漬け汁は、性質上、煮るときに泡が多く出てくることがあります。沸騰してきたら、お玉や泡立て器などを使って、浮かんできた泡を丁寧に取り除いてください。泡を取り除くことで、より澄んだ、きれいな味わいの煮汁になります。
Step 7
泡をきれいに取り除いた美味しい煮汁に、準備しておいたうずらの卵と角切りにしたこんにゃくを全て加えます。ここから中〜強火で一緒に煮始めます。煮汁が半分くらいに煮詰まってきたら、火を中〜弱火に落としてください。うずらの卵とこんにゃくに、美味しい醤油の色が綺麗に染み込み、味がしっかりと染み込むまで、じっくりと煮詰めていくのがポイントです。焦げ付かないように、時々かき混ぜながら煮てください。
Step 8
じゃーん!見た目も食欲をそそる、こんにゃくと減卵の醤油煮が完成しました。カニの漬け汁のおかげで、深みのある豊かな旨味が感じられ、こんにゃくのぷりぷりとした食感と、うずらの卵の優しい柔らかな食感が絶妙に調和しています。子供が夢中になって食べてくれましたよ!ご飯のおかずには最適です。完成した醤油煮の上に白ごまを軽く散らすと、さらに美味しそうに見えます。