栄養満点!牛肉と人参、カリフラワーのおかゆ(中期)
【離乳食中期】赤ちゃんのための牛肉、人参、カリフラワーのおかゆ
チーズ、卵白、牛乳、カニにアレルギーのある赤ちゃんのための安心離乳食です。お米は気を補い、脾臓と胃を丈夫にする働きがあります。また、お米に含まれる炭水化物は消化吸収率が98%と非常に高く、他の穀物と比べて消化が良いのが特徴です。「ビタミンAの王様」と呼ばれる人参は、豊富なビタミンと多様な栄養素を含んでおり、赤ちゃんの成長発達に不可欠です。人参に含まれるβ-カロテンは強力な抗酸化作用を持ち、老化防止やがん予防に寄与します。ルテインやリコピン成分は目の健康を守り、免疫力を高め、高血圧や動脈硬化の予防にも役立ちます。カリフラワー(花キャベツとも呼ばれる)は、カルシウム、カリウム、葉酸などのミネラルが豊富で、皮膚美容、免疫力向上、疲労回復に優れています。ビタミンCと食物繊維が豊富で、がん予防効果も期待できるスーパーフードとして注目されており、100gで1日のビタミンC推奨量を満たすほどです。特に、グルコシノレートとスルフォラファン成分は、がん予防やがん細胞の増殖抑制に非常に有効です。
材料- 米 30g
- 牛肉(赤身) 30g
- 人参 20g
- カリフラワー 20g
- 水 400ml
調理手順
Step 1
お米と牛肉はそれぞれきれいに洗い、30分以上水に浸けておきます。お米は柔らかく炊きあがり、牛肉は柔らかくなります。
Step 2
ミキサーに浸したお米と水50mlを入れ、米粒が1/4の大きさになる程度に軽く撹拌します。細かくしすぎない方が食感が良くなります。
Step 3
浸しておいた牛肉は、流水で軽く洗い血合いを取り除き、キッチンペーパーで水気をしっかりと拭いて準備してください。
Step 4
カリフラワーは食べやすい大きさの花蕾部分に分けます。小さじ1/2程度の重曹を溶かした水に5分以上浸しておくと、残留農薬の除去に役立ちます。
Step 5
きれいに洗ったカリフラワーを沸騰したお湯で約5分間、柔らかくなるまで茹でます。茹でることで、より細かく刻みやすくなります。
Step 6
茹でたカリフラワーはザルにあけて粗熱を取り、約0.3mmの大きさに細かく刻みます。赤ちゃんが食べやすい細かさが重要です。
Step 7
人参は皮をきれいに剥き、カリフラワーと同様に約0.3mmの大きさに細かく刻みます。赤ちゃんの噛む練習のために、均一な大きさが良いでしょう。
Step 8
鍋に刻んだ人参と水150mlを入れ、中火で5〜6分間じっくりと煮ます。人参が柔らかくなるまで茹でてください。
Step 9
人参を茹でた鍋に、準備しておいたお米、牛肉、そして残りの水200mlを全て加えます。
Step 10
先ほど刻んだカリフラワーを鍋に全て加えます。これで全ての材料が一つにまとまりました。
Step 11
最初は強火で加熱を始めます。お米や牛肉がお鍋の底にくっつかないように、ヘラで絶えずかき混ぜることが重要です。
Step 12
おかゆがぐつぐつと沸騰したら、弱火に落とします。弱火でも焦げ付かないように、優しく混ぜながら煮込み続けてください。
Step 13
お米、牛肉、人参、カリフラワーが柔らかく煮えて、全体がよく混ざり、お好みのとろみになったら火を止めます。もし固すぎる場合は、水を少量加えて調整しても良いでしょう。
Step 14
完成したおかゆを、赤ちゃんが食べやすい温度になるまで冷ましてから、離乳食用容器に小分けして保存してください。
Step 15
このレシピで、約100mlの離乳食が3個分できます。赤ちゃんの食べる量に合わせて保存してください。