新鮮な活アワビのお刺身の作り方
コリコリ食感!口いっぱいに広がる海の恵み、新鮮な活アワビのお刺身
古くから貴重な食材として愛されてきたアワビは、美味しさと栄養を兼ね備えた宝のような食材です。ビタミンやミネラルが豊富で、滋養強壮にも優れた効能があります。良質なアワビを見分けるコツは、表面にツヤがあり、触ってみて弾力を感じることです。新鮮さを長く保ちたい場合は冷凍保存するのが良いですが、今日はその新鮮さをそのまま活かした活アワビのお刺身の作り方を詳しくご紹介します。
材料- 活アワビ 2個
- チョジャン(市販品または手作り)少々
調理手順
Step 1
まずは、新鮮な活アワビを用意します。生きているアワビは、その新鮮さが格別です。
Step 2
アワビをきれいに下処理する工程です。アワビの表面の汚れを、柔らかいブラシを使って丁寧にこすり洗いしてください。その後、流水でよく洗い、準備します。
Step 3
アワビの身を殻から外す作業です。アワビの殻の薄い方、つまりアワビの身と殻が接する隙間にスプーンを慎重に差し込み、身を外していきます。アワビが非常に新鮮なほど、慣性によって殻と身がしっかりとくっついているため、外すのに少し力がいることがあります。
Step 4
ご覧のように、アワビの身が殻からきれいに外れました。この工程で、アワビの鮮度を改めて確認できます。
Step 5
アワビの内臓を外す作業です。アワビの頭の部分にある内臓を、ハサミや包丁を使って慎重に切り取ってください。内臓はお好みで別に調理しても、取り除いても構いません。
Step 6
アワビの歯を取り除きます。アワビの身の上面、口がある部分をハサミで軽く切り込みを入れ、歯の部分をしっかりと押して取り除きます。歯は噛んだ時に硬い食感を与えることがあるため、必ず取り除くのが良いでしょう。
Step 7
取り除かれたアワビの歯の様子です。丸くて硬い部分で、これを取り除くことで、より滑らかにアワビのお刺身を楽しむことができます。
Step 8
活アワビなので、下処理中にアワビが身を縮めるように少し動くことがあります。これはアワビが生きている証であり、新鮮さの象徴です。
Step 9
アワビの身を食べやすい大きさに切っていきます。まるで果物を薄くスライスするように、輪切りにしていくと、見た目もきれいで食べやすくなります。厚すぎないように切るのが、食感を生かすポイントです。
Step 10
新鮮な活アワビなので身がしっかりしており、切る際に包丁が少し通りにくいかもしれません。これはむしろ、新鮮で質の良いアワビであることの証拠です。
Step 11
コリコリとした食感と新鮮な海の風味を誇る活アワビのお刺身、ついに完成です!
Step 12
きれいに洗ったアワビの殻をお皿代わりに活用できます。殻の上にアワビの身をきれいに盛り付けると、より食欲をそそります。アワビの殻がぐらつかないように、お皿の底に粗塩をひとつまみ敷くと、安定して置くことができます。
Step 13
アワビのお刺身は、やはり甘酸っぱいチョジャンと一緒にいただくのが一番です。市販のチョジャンを使っても良いですし、お好みに合わせて手作りしても。口の中でコリコリと噛むアワビの食感は、まさに最高です!