採れたて生姜の下処理と保存方法
旬の生姜を簡単・美味しく下処理&長持ちさせる保存のコツ
秋の味覚、採れたての新鮮な生姜が手に入りやすくなりました!季節の変わり目や冬に嬉しい、この元気な生姜を家庭で手軽に下処理し、長く使えるように保存する方法を詳しくご紹介します。生姜の爽やかな香りを長く楽しみましょう!
材料- 採れたて生姜 800g (1パック)
- 使い捨てジッパーバッグまたは密閉容器
- 食品乾燥機 (あれば)
調理手順
Step 1
まず、新鮮な生姜を1パック準備しましょう。冷たい流水で生姜を洗いながら、固まっている部分をこすり合わせるようにして土をきれいに落とします。2〜3回繰り返して洗うと、土がすっきりと取れますよ。土がたくさんついている場合は、柔らかいブラシを使っても良いでしょう。
Step 2
採れたての生姜は、まだ茎の端の部分が残っていることがあります。包丁でこの部分をきれいに切り取ってください。その後、包丁の背を使って、生姜の皮を優しくこそげ取るように剥いていきます。力を入れなくても皮は簡単に剥けます。薄く剥くことで、生姜の美味しい香りがそのまま残ります。
Step 3
皮をすべて剥いた生姜は、ザルにあげてしっかりと水気を切ります。水気が完全に乾いたら、生姜をカットしていきます。厚すぎず、約0.5cmくらいの厚さに均一に切ると、後で使うときに便利です。薄く切ることで、乾燥もよく進み、食感も柔らかくなります。
Step 4
カットした生姜の半量は、食品乾燥機を使ってしっかりと乾燥させます。4〜5時間ほど乾燥させると、水分がほとんどなくなり、パリパリになります。乾燥機がない場合は、風通しの良い日陰で干すか、オーブンを低温で使っても良いでしょう。
Step 5
残りの半量は、すぐに使えるように準備します。使い捨てのジッパーバッグや密閉容器に入れ、平らに押して空気をできるだけ抜いてください。このように空気を抜いて冷凍保存することで、生姜の鮮度を長く保つことができます。冷凍した生姜は、豚肉の茹で肉(ポッサム)を作る際や、鶏肉の煮込み料理(タッカルビ)、醤油煮込みなど、様々な料理に使う分だけ取り出せてとても便利です!
Step 6
食品乾燥機でパリパリに乾燥させた生姜は、様々な活用法があります。梨、ナツメ、干しカリンなどと一緒に煮出して温かい生姜茶にすると、季節の変わり目の風邪予防にぴったりです。また、ミキサーで粉末状にしておけば、様々な料理に生姜パウダーとして使うこともできます。採れたて生姜の風味を、色々な方法で楽しんでください!