手間暇かけた2023年産 手作りカンジャン&デンジャン、新米開封の儀
2023年韓国産の手作りカンジャン(醤油)とデンジャン(味噌)を瓶詰め・分享する日
時間が経つにつれて、物事は変化していくものですね。若い頃は姑が作ってくれたキムチをいただいていましたが、今では私が心を込めて作った味噌や醤油を分け、キムチをいただく関係になりました。姑が味見をして「美味しい」と褒めてくれるのが、何よりの励みです。まるで新しい製品を開封するかのように、昨年収穫したばかりのカンジャンとデンジャンを初めて瓶詰めしました。田舎の大きな甕(かめ)が羨ましくなることもありますが、アパートのベランダでも、1年間丹精込めて熟成させた味噌と醤油は、深みのある豊かな味わいを奏でています。カビが生えても、それは発酵の過程であり、適切に管理すれば問題ありません。カビを取り除きながら1年を過ごした結果、今年は姑が「甘くて美味しい」と絶賛してくれるほどになりました。味噌や醤油を瓶詰めした後、残ったデンジャンは空気に触れないようにしっかりと押し固め、カンジャンの甕は虫がつかないようにビニールや布でしっかりと蓋をすることが大切です。特に暖かくなる季節には、虫がつくと食べられなくなってしまうからです。愛情を込めて作り上げた、我が家のカンジャンとデンジャン、その深い味わいをぜひご一緒にお楽しみください。
カンジャン(醤油)の材料- メジュ(大豆の塊) 6個
- 水 17L
- 粗塩 4L
- 赤唐辛子 2本
- ナツメ 10個
デンジャン(味噌)の材料- メジュ(大豆の塊) 6個
- 茹でた大豆 1kg
- メジュ(大豆の塊) 6個
- 茹でた大豆 1kg
調理手順
Step 1
1年間、丁寧に発酵させたデンジャンを取り出す準備をします。カンジャン(醤油)を仕込む際に使ったメジュと、よく茹でた大豆を一緒に熟成させたデンジャンを、いよいよ味わう時です。
Step 2
まず、お姑さんにお渡しするデンジャンを丁寧に瓶詰めしていきます。デンジャンを瓶に詰める際は、塊がないように均一に、そして適度な力加減でしっかりと押し固めてください。
Step 3
デンジャンを瓶から取り出した後は、まるで何もなかったかのように、残ったデンジャンの表面をヘラやスプーンで、隙間なくしっかりと押し固めることが重要です。こうすることで、デンジャンと空気が触れる表面積を最小限にし、中のデンジャンが美しく、そして美味しく熟成されるのを助けます。
Step 4
メジュ、水、粗塩を入れて1年間発酵させたカンジャンを準備します。メジュを取り出した後のカンジャンは、傷まないように一度煮沸し、冷ましてから再び甕に戻して保存します。このように熟成させたカンジャンを2瓶、丁寧に瓶に詰めました。カンジャンを瓶に詰めた後は、暖かくなる季節に虫が寄り付いて醤油が台無しになるのを防ぐため、甕の口をビニールや布でしっかりと密封することを忘れないでください。これにより、カンジャンは清潔で美味しく保たれます。