心と体を温める薬膳!自家製なつめペースト&なつめ茶の作り方
今年の恵み!乾燥なつめで作る、冬の健康薬膳「なつめペースト&なつめ茶」
今年は豊作だという、美味しそうななつめ。新物の乾燥なつめが出る前に、昨年のうちに購入して冷蔵庫に保存しておいた乾燥なつめを使って、自家製なつめペーストを作ってみました。オーブン(オック)を使えば調理は簡単ですが、裏ごしするのが予想以上に大変でした!試行錯誤の末、ようやく美味しくて貴重ななつめペーストが完成。このペーストは、パンにジャムのように塗ったり、お餅につけて食べたり、お湯を加えてお茶として飲むのにぴったりなんです。主人は、容器に移す間もなく、買ってきたお餅につけて美味しそうに食べていましたよ(笑)。この冬は、ぜひ手作りのなつめペースト&なつめ茶で、体の芯から温まってくださいね!
材料- 乾燥なつめ 500g
- はちみつ 2kg
調理手順
Step 1
まず、乾燥なつめをきれいにしましょう。ボウルに乾燥なつめを入れ、手で数回優しくこすり洗いしながら、流水で丁寧に汚れを落とします。その後、きれいな水に10分ほど浸けてなつめをふやかしてから、もう一度手でこすり洗いをして、さらに汚れを取り除きます。
Step 2
きれいに洗った乾燥なつめは、ザルにあげて水気をしっかりと切っておきましょう。水気がよく切れていると、次の工程がスムーズに進みます。
Step 3
いよいよ、なつめペースト作りです。オーブン(オック)の内釜に、水気を切った乾燥なつめと用意したはちみつを全て入れ、材料を混ぜ合わせます。
Step 4
材料を入れた内釜をオーブン(オック)にセットし、「高麗人参の甘露煮」コース(またはそれに準ずるスロークッキングコース)を選んでスタートさせます。このコースは約6時間作動し、なつめをじっくりと柔らかく煮込んでくれます。
Step 5
6時間の調理が終わったら、煮込んだなつめとはちみつを、ボウルの上に置いた細かい網目のザルに移します。ゴムベラなどを使って、ザルの中でなつめを潰しながら、ペースト状になるまで根気よくこしていきます。この時、皮や種をしっかりと取り除くことで、滑らかで上品ななつめペーストに仕上がります。
Step 6
煮沸消毒した清潔な保存容器に、完成したなつめペーストを熱いうちに(火傷に注意しながら)丁寧に詰めていきます。
Step 7
ザルに残ったなつめの実(種や皮以外の部分)は、捨てずに活用しましょう!これに水を適量加えて再度ザルでこし、種や皮を取り除いた後、煮詰めると、とても美味しいなつめ茶になります。これは私のお気に入りの活用法です!
Step 8
完成したなつめペーストは、完全に冷めてから蓋をしっかり閉め、冷蔵庫で保存してください。定期的に摂取することで、冬の健康維持に大変役立ちますよ。