基本のプレーンオムレツ:プロ直伝の美しい仕上がりを目指しましょう!
失敗しない!製菓衛生士が教える、基本のプレーンオムレツの作り方とコツ
調理師免許を持つ経験者が、家庭でできる本格的なプレーンオムレツの作り方を丁寧に解説します。ふわとろの食感と美しい形に仕上げるための、ちょっとしたコツや手順まで、初心者の方でも安心して作れるようにご紹介します。
材料- 新鮮な卵 3個
- 塩 少々
- バター 1/2大さじ
調理手順
Step 1
ボウルに新鮮な卵を3個割り入れ、塩をひとつまみ加えます。泡立て器やフォークを使い、黄身と白身が均一に混ざるまで、泡立てすぎないように優しく溶きほぐします。強く混ぜすぎると、焼いたときに気泡ができて表面が粗くなってしまうことがあるので注意しましょう。
Step 2
溶きほぐした卵液を、目の細かいザルで1〜2回こします。2回こすことで、卵白の小さな塊やカラザが取り除かれ、より滑らかで美しい表面のオムレツに仕上がります。このひと手間が、まるでレストランのような仕上がりにつながります。
Step 3
オムレツを焼くフライパン(直径20〜22cm程度がおすすめ)を中弱火で温めます。フライパンが温まったら、キッチンペーパーに少量(数滴)の油を含ませ、フライパン全体に薄く塗るように広げます。こうすることで、卵がフライパンにくっつくのを防ぎます。
Step 4
温まったフライパンにバター1/2大さじを入れ、溶かします。バターが溶けて、少し泡立ってきたら、こしておいた卵液をフライパンの縁からゆっくりと流し入れます。フライパンを少し傾け、卵液が全体に均一に広がるようにしましょう。
Step 5
菜箸や耐熱性のゴムベラを使い、外側から内側に向かって、固まり始めた卵を優しくかき混ぜます。卵がとろとろとしたカスタード状になってくるのを感じるはずです。フライパンを軽く揺らしながら火を通すと、均一に仕上がります。
Step 6
卵液の70%くらいが固まり、表面がまだ少しトロッとしている状態になったら、内側から生地を折りたたみ始めます。手前側から1/3程度を、菜箸やゴムベラを使って優しく折りたたみましょう。この時点であまり火を通しすぎると、仕上がりが固くなるので注意が必要です。
Step 7
フライパンを少し傾け、折りたたんだ部分がフライパンの縁にくるようにします。菜箸やゴムベラでオムレツを転がすようにして、残りの生地も自然に折りたたまれ、きれいな半月型になるように形を整えていきます。
Step 8
オムレツの端(最後に折りたたむ部分)も内側に折り込み、きれいな楕円形にします。フライパンを反対側に傾け、オムレツがフライパンの縁からお皿へと滑るように乗せられるように準備します。
Step 9
最後にお皿に乗せたら、フライパンの縁などを軽く使ってオムレツの形を整えます。きれいな半月形や楕円形に仕上げれば、美味しいプレーンオムレツの完成です!お好みでパセリのみじん切りなどを散らすと、彩りも良くなります。ぜひお試しください!