五色の彩り串天ぷら:お祝いの食卓を彩る、丁寧な手仕事が光る美しい一品
【お祝い料理】見た目も華やか!美しい五色串天ぷらの作り方
お祝いの膳では、メイン料理に隠れがちですが、この串天ぷらはそれだけで食卓を豊かに彩ります。鮮やかな色合いと、串から食材を外して食べる楽しさは、みんなに愛される理由です。お子様も自分で作りたくなるほど、魅力的なお祝い料理なんですよ。今回は、長めに焼いてからカットするスタイルで、さらに特別な一品に仕上げます。お子様のお手伝いは減りますが、美味しい天ぷらを存分に楽しめる準備は万端です!
主な材料- カニカマ 10本
- スライスハム 1枚
- エリンギ 200g
- 万能ねぎ 2束(約15~20本)
- たくあん(甘酢漬け) 1パック(約200g)
調理手順
Step 1
串天ぷらに豊かな風味を加える材料を準備します。カニカマとハムは、串の長さに合わせて細長く切ってください。ハムは厚すぎると串に刺しにくくなるので、適度な厚さにしましょう。
Step 2
エリンギは、石づき部分を少し切り落とし、串に刺しやすい長さ(約5~7cm)に切ります。太すぎる場合は、縦半分に切っても良いでしょう。
Step 3
万能ねぎは、ハムの長さに合わせて長さを整えます。万能ねぎの代わりに、茹でたアスパラガスや、細かく切ったピーマンなどを使っても、彩り豊かに仕上がります。
Step 4
準備した串天ぷらの材料、つまりハム、カニカマ、エリンギ、万能ねぎ、たくあんをきれいに並べます。これで串に刺す準備が整いました。
Step 5
ここからが楽しい串刺しの工程です。ハム → エリンギ → カニカマ → 万能ねぎ → たくあん の順に刺していくと、安定感があり見た目も美しくなります。食材が柔らかいので、ハムを先に刺し、硬めの野菜を後ろに配置すると、串が曲がりにくく刺しやすいです。食材の順番を一定に保つことが、しっかりとした美しい串天ぷらを作る秘訣です。
Step 6
長めに焼くことを考慮し、串の3等分になる位置に、あらかじめ串をもう一本刺しておきます。こうすることで、後で均等にカットしやすくなります。
Step 7
串天ぷらをふんわりと包む卵液を作ります。ボウルに卵を6個割り入れ、泡だて器でよく溶きほぐしてから、細かいザルで一度こします。こうすると、ダマのない滑らかな卵液ができあがります。チヂミ粉を使うので、卵液には味付けは不要です。
Step 8
串に刺した材料にチヂミ粉を薄く均一にまぶし、余分な粉は軽くはたき落とします。その後、準備した卵液をしっかりとくぐらせます。最初、長めに焼くのは少し戸惑いましたが、何度か作っていくうちに、むしろ楽に感じられるようになりました。串天ぷらは、両面にチヂミ粉をしっかりつけることで、卵液がうまく絡みます。
Step 9
熱したフライパンにサラダ油を多めにひき、中弱火で串天ぷらを両面がきつね色になるまで焼きます。焦げ付かないように火加減の調整が重要です。焼いている途中で、卵液が足りない部分があれば、スプーンで少しずつ足していくときれいに仕上がります。長めに焼く工程は少し手間がかかるかもしれませんが、完成した串天ぷらは、それだけ特別で美味しいですよ。
Step 10
手間暇かけて焼き上げた五色串天ぷらが、ついに完成しました!まるでキンパの具材をきれいに並べたかのようで、食欲をそそりますね。一本一本の串に、作り手の心がこもっているのが感じられます。
Step 11
焼きあがった長い串天ぷらを、あらかじめ刺しておいた印に沿って、3等分にきれいにカットします。両端の部分を少し切り落とすと、サイズが均一になり、より上品な見た目になります。小さく作る串天ぷらと、長めに作る串天ぷら、それぞれに違った魅力があります。
Step 12
見た目にもボリュームがありますが、美味しい匂いにつられて、あっという間になくなってしまいそうな予感です。揚げ油の香りを嗅いでいると、まだ始まってもいないお祝いの雰囲気が漂ってくるようです。心を込めて作った串天ぷらで、豊かなお祝いの食卓を完成させてください。