パリパリ!きゅうりの漬物(オイジ)~水なし・火なし簡単レシピ~
火を使わず、水も少なく作る!本格的な夏のおかず、きゅうりの漬物(オイジ)の作り方
暑い季節にぴったりの、さっぱりとして食感も楽しいきゅうりの漬物(オイジ)をご紹介します。火を使わず、余分な水分も出にくい、簡単なのに本格的な味わいの夏のおかずです。
材料- きゅうり 10本
- 酢 1カップ
- 砂糖 1カップ
- 塩 1カップ
調理手順
Step 1
こんにちは!今日は、火も水も使わずに、驚くほどパリパリとした食感のきゅうりの漬物(オイジ)を作る方法をご紹介します。2日後にはすぐに和え物としても楽しめる、夏にぴったりの作り置きおかずです。さあ、一緒に作ってみましょう!
Step 2
まず、新鮮なきゅうりを10本用意してください。流水で2〜3回、優しく洗いましょう。きゅうりの表面を塩でゴシゴシこすると傷がついてしまうことがあるので注意してくださいね。流水に浸けながら、優しく洗うのがポイントです。洗った後、ボウルに少量の酢を入れた水にきゅうりを1分ほど浸けておくと、残留農薬の除去や殺菌効果が期待できます。
Step 3
次に、オイジの味の決め手となる調味液の材料を準備します。きゅうり10本に対して、砂糖を1カップ用意します。砂糖は、きゅうりから水分を引き出し、浸透圧の作用でパリパリとした食感を生み出す重要な役割を果たします。
Step 4
続いて、酢を1カップ加えます。酢は、オイジ特有の酸味を加え、保存性を高め、爽やかな風味をプラスしてくれます。
Step 5
最後に、塩を1カップ加えます。この時、粗塩を使うのがおすすめです。塩、砂糖、酢の割合がオイジの味を決定づけるので、正確に計量してください。
Step 6
用意したきゅうりと調味液を、保存容器にしっかりと入れ、蓋を閉めてください。このまま常温で寝かせて、きゅうりを漬け込んでいきます。調味料をあらかじめ溶かす必要はありません。時間が経つにつれて、きゅうりから水分が出て、自然に溶けていきます。
Step 7
約6時間ほど経つと、きゅうりから水分が出てきて、塩と砂糖が溶けた漬け汁ができます。この頃、きゅうりの上部が黄色っぽく変化してくるのがわかります。6時間経ったら、きゅうりの上下を一度ひっくり返して、全体が均等に漬かるようにしてください。さらに1日後にもう一度ひっくり返すと、より一層美味しく仕上がります。
Step 8
このように常温で約2日間熟成させると、水を使わずに驚くほどパリパリとした美味しいオイジの完成です!2日後からすぐに和え物(オイジムチム)としてお召し上がりいただけます。3日目からは冷蔵庫で保存してください。漬け汁を捨ててきゅうりだけを冷蔵保存するのか、とよく聞かれますが、そうではありません!漬け汁ごと一緒に冷蔵庫で保存し、使う際に取り出して和えてくださいね。ぜひ作ってみてください!