パリッと揚げて旨味を引き出したカレイの煮付け
紙のように薄い干しカレイを香ばしく揚げ、甘辛いタレで煮込む絶品カレイの煮付けの作り方
このレシピでは、薄く乾燥させたカレイを香ばしく揚げ、風味豊かなタレでじっくり煮込みます。骨まで美味しく食べられる、塩味と香ばしさが絶妙な一品です。中央の太い骨を取り除いて身だけを楽しんでも、もちもちとした食感が楽しめます。紙のように薄い干しカレイをこのように調理すると、格別な美味しさになります。
主な材料- 下処理済みの干しカレイ 300g
- 揚げ油 適量
調理手順
Step 1
まず、下処理済みの干しカレイを7枚(約300g)準備します。これらは頭と内臓を取り除き、薄く乾燥させたもので、地元の市場などで簡単に入手できます。
Step 2
キッチンバサミを使って、カレイのヒレをきれいに切り取って整理します。こうすることで、調理中や食べる際に扱いやすくなります。
Step 3
カレイを厚さ約2〜3cmの食べやすい大きさに切ります。紙のように薄い手のひらサイズのカレイ7枚を処理すると、合計で約300gになります。薄いのでタレがよく染み込み、揚げやすいのも特徴です。
Step 4
深めのフライパンに揚げ油をたっぷり注ぎ、中火で熱します。油が十分に温まったら、準備したカレイをそっと加えます。
Step 5
カレイを油で揚げ焼きにするように、こんがりと焼き色がつくまで炒めます。時々裏返しながら、均一に火が通り、カリッとした食感になるようにするのがポイントです。
Step 6
こんがりと揚がったカレイは、網やキッチンペーパーに乗せて油をしっかり切ります。こうすることで、タレが魚に絡みやすくなり、油っぽさを抑えつつ上品な味わいを楽しめます。
Step 7
カレイを揚げたフライパンの油を軽く切り、煮付けのタレの材料(醤油大さじ3、料理酒大さじ3、砂糖大さじ1、梅シロップ大さじ1、にんにくのみじん切り大さじ1、こしょう小さじ1/2、ごま油大さじ1)をすべて加えてよく混ぜます。タレが混ざったら、コンロにかけて煮立たせます。
Step 8
タレが全体的に煮立ってきたら、油を切ったカレイをフライパンにそっと加えます。カレイが崩れないように優しく加えてください。
Step 9
タレがカレイ全体に均一に絡むように、フライパンを揺すったり、ヘラで優しく混ぜながら煮詰めます。強火ではなく中弱火でじっくり煮込むことで、タレが焦げ付かず、カレイの内部までしっかりと味が染み込みます。
Step 10
最後に、煮込みがほぼ終わる頃に、炒りごま大さじ1を全体に振りかけます。これにより、香ばしい風味と食欲をそそる見た目が加わります。さあ、美味しいカレイの煮付けを召し上がれ!