Step 1

まずは、雪の花の決め手となる「水溶き片栗粉」を作りましょう。ボウルに100mlの水とコーンスターチ（片栗粉）大さじ1/2を入れ、ダマにならないようによく溶かしてください。片栗粉が完全に水に溶けて澄んだ状態になれば準備完了です。

Step 2

次に、餃子を焼くためのフライパンを準備します。フライパンを弱火で5分間、しっかりと予熱してください。フライパンが温まったら、玄米油大さじ1をひき、冷凍餃子9個をきれいに並べます。強火にして約1分間焼き、餃子の底面がきつね色で少しカリッとなるようにします。

Point：餃子を焼く30分前に冷蔵庫から出して室温に置いておくと、中まで均一に火が通りやすくなり、より美味しく仕上がります。解凍中に餃子の皮が乾燥しすぎないように注意してください。

Step 3

底面がきつね色に焼けたら、用意しておいた水溶き片栗粉をフライパンに流し入れます。フライパンを少し傾けて、水溶き片栗粉が餃子の周り全体に均一に広がるようにしてください。片栗粉を流し入れたら、すぐに蓋をして弱火にし、10分間じっくりと蒸し焼きにします。この工程で餃子の表面がしっとりとし、片栗粉が餃子の表面に薄くコーティングされ、雪の花模様を作る準備が整います。

Point：水溶き片栗粉は時間が経つと沈殿しやすいので、流し入れる直前に軽くかき混ぜてから使うと、より均一に仕上がります。

Step 4

10分間蓋をして蒸し焼きにした後、蓋を開け、中弱火に火を調節しながら、水溶き片栗粉の水分が完全に蒸発するまで焼きます。片栗粉が餃子の表面に薄くてパリパリとした膜のようになり、固まるまで約3分から7分ほどさらに焼いてください。この工程によって、餃子の表面に美しい雪の花模様のカリカリとしたクリスピーな層ができます。

注意：フライパンの厚みや火加減によって調理時間が異なる場合がありますので、片栗粉が透明になりパリパリになるのを直接確認しながら火加減を調整することが大切です。

Step 5

そしてついに、見た目も食感も素晴らしい雪の花焼き餃子の完成です！熱々のうちにすぐに皿に盛り付けてください。お好みで、醤油、酢、唐辛子粉を混ぜて作ったタレを添えて食べると、ピリ辛で甘じょっぱい味のハーモニーが絶妙です。外はカリカリ、中はジューシーな雪の花焼き餃子をぜひお楽しみください！