ゆでうずらの卵の完璧な茹で方と簡単殻むきテクニック
うずらの卵の茹で方と殻をスルッと剥く裏技
小さくて可愛いうずらの卵は、栄養満点の食材です。中くらいの鶏卵の約1/5の大きさで、1個あたり約10gです。鶏卵と似た栄養価を持ちながら、特に葉酸、鉄分、カリウム、カルシウムの含有量が非常に高く、健康に大変良い食品です。美味しくて栄養も豊富なうずらの卵をもっと頻繁に食卓に取り入れたいと思っても、茹でて殻を剥くのが面倒でためらってしまうことはありませんか?市販のむきうずらの卵もありますが、やはり自宅で茹でたて独特のプリッとした食感にはかないません。今日は、初心者でも失敗なく完璧に茹でる方法と、殻を驚くほど簡単に剥く秘訣を詳しくご紹介します。健康的で美味しい「自家製うずらの卵」をぜひお楽しみください!
主な材料- うずらの卵 28個
- 塩 ¼ 小さじ
- 酢 ½ 小さじ
調理手順
Step 1
まずは、新鮮で清潔なうずらの卵を28個用意しましょう。殻に割れや汚れがないか確認しておくと良いでしょう。
Step 2
鍋にうずらの卵が完全に浸るくらいの水を入れます。そして、茹でやすく殻を剥きやすくする秘訣として、塩 ¼ 小さじと酢 ½ 小さじを加えます。(これは約280gのうずらの卵の量です。)
Step 3
鍋の中の塩を水に溶かしたら、準備したうずらの卵をそっと加えます。強火にかけて、沸騰するまで加熱します。
Step 4
お湯が沸騰し始めたら、菜箸やスプーンを使って鍋の中のうずらの卵を数回、優しくかき混ぜます。こうすることで、黄身が中央にきれいに収まり、割れるのを防ぐことができます。
Step 5
再び沸騰したら火を少し弱め、約5分間さらに茹でます。この時間で、うずらの卵は中までしっかり火が通り、かつ、煮崩れずに良い食感を保つことができます。
Step 6
茹で時間が終わったら、すぐに火を止め、茹でたお湯からうずらの卵を取り出します。一般的なゆで卵と同様に、熱いうちにすぐに冷水(できれば氷水)に浸けて急冷することが重要です。今回は冷たい氷水を準備しておきました。
Step 7
茹で上がったばかりのうずらの卵を、用意した氷水の中にすぐに移しましょう。これにより、熱を素早く冷まし、殻と白身が剥がれやすくなります。
Step 8
うずらの卵は小さいので、氷水に浸けておくとすぐに冷たくなります。これで茹でる工程は完了し、最も難しいとされる殻を剥く作業に移る準備が整いました。
Step 9
氷水から取り出したうずらの卵を手のひらに数個取り、軽く力を入れて転がしたり押したりすると、殻に簡単にひびが入ります。
Step 10
しかし、この方法で一つずつ剥いていくのはかなりの時間がかかってしまいます。たくさんの量を効率的に剥きたい場合は、もっと良い方法があります。
Step 11
殻むき時間を劇的に短縮する裏技!それは、プラスチック製またはガラス製の密閉容器を使うことです。うずらの卵を容器に入れる際、詰め込みすぎると卵同士がぶつかるスペースがなくなり、殻が割れにくくなります。そのため、容器の約半分くらいうずらの卵を入れるのが最適です。
Step 12
容器の蓋をしっかりと閉め、ミキサーのように、色々な方向に力強く振ります。容器の中でうずらの卵同士がぶつかり合い、殻全体に均一にひびが入ります。こうなると、殻が非常に剥きやすくなります。
Step 13
容器から取り出したひびの入ったうずらの卵は、まるで果物の皮をむくように、驚くほど簡単に殻が剥けます。軽く触れるだけで、ポロリと剥がれてくれるはずです。
Step 14
まれに、殻を剥いても薄い膜のようなものが卵の表面に残ることがあります。その場合は、流水でうずらの卵を軽くすすぎながら、残った膜を優しくこすり取るようにすると、きれいになります。
Step 15
さあ、これで栄養満点のうずらの卵が、きれいに茹で上がり、殻も完璧に剥けました!あとは、お料理に使うもよし、そのまま食べるもよし。美味しい「うずらの卵料理」をお楽しみください!