しっとり柔らか!豚肩ロースの茹で豚(スユク)
おうちで本格的な味!臭みなしで柔らかく仕上がる豚肩ロースの茹で豚(スユク)完全レシピ
おうちのキッチンに美味しそうな香りが広がる、豚肩ロースの茹で豚(スユク)をご紹介します!特別な「無水調理」で、お肉の臭みを全く感じさせない、しっとり柔らかい食感そのままを楽しめます。複雑な工程なしで誰でも簡単に作れる、とろけるようなスユクのレシピで、ごちそう感たっぷりの食卓を完成させましょう。
材料- 豚肩ロース 1kg
- 玉ねぎ 1個(大きめ)
調理手順
Step 1
このレシピは「無水調理」で進めるため、蓋がしっかり閉まるステンレス鍋が必須です。熱伝導の良い、厚手のステンレス鍋(全面3層または5層構造のもの)をご用意ください。特に5層構造の鍋を使うと、均一に熱が伝わり、より美味しく仕上がります。(ポイント:鍋の重厚感やしっかりとした作りが、茹で豚の味を左右することもあります!)
Step 2
大きめの玉ねぎ1個を準備し、皮をむいてから5mm程度の厚さにざっくりとスライスします。
Step 3
準備したステンレス鍋の底に、スライスした玉ねぎを重ならないように、隙間なく敷き詰めます。玉ねぎがお肉の焦げ付きを防ぎ、ほんのりとした甘みと風味を加えてくれます。
Step 4
豚肩ロース1kgの塊を、鍋に入るくらいの大きさに約4等分にカットします。薄すぎると肉汁が逃げてしまうので、2〜3cm厚さで切るのがおすすめです。(ポイント:厚みがあるとジューシーに仕上がります。)
Step 5
下準備した豚肩ロースの塊を、玉ねぎの上に重ならないように、一つずつ丁寧に並べていきます。お肉同士がくっつきすぎないように、少し間隔を空けるのが良いでしょう。
Step 6
鍋の蓋をしっかりと閉め、ガスコンロの「弱火」で設定し、そのまま50分間蒸し煮にします。強火で加熱すると、表面だけが焦げて中まで火が通らなかったり、硬くなったりする原因になります。必ず弱火でじっくりと火を通すのが重要です。(ポイント:50分間、一度も蓋を開けずに放置するのが無水調理の肝です。)
Step 7
ちょうど50分経ったら、火を止めて蓋を開け、茹で豚の火の通り具合を確認します。竹串などを刺してみて、透明な肉汁が出てくればOKです。もし火の通りが足りないようであれば、蓋を閉めて弱火で5〜10分ほど追加で加熱してください。
Step 8
美味しく茹で上がった豚肉を、お皿にそっと移し、食べやすい大きさに切り分けます。湯気が立ち上っている熱いうちに切ると、崩れにくく綺麗に仕上がります。
Step 9
完成した茹で豚は、キムチやサムジャン(韓国の合わせ味噌)、ニンニク、サンチュなどの野菜と一緒にいただくと、さらに豊かで多彩な味わいが楽しめます。おもてなし料理や特別な日のメニューにもぴったりです。