しっとり柔らか、塩サバのひと味違う焼き方
いつもと違う調理法で楽しむ、絶品塩サバのレシピ
昔から私たちの食卓に欠かせない存在の塩サバ。夏場は少し塩気が強く感じられることもありますよね。今日は、そんな塩サバをいつもとは少し違う方法で調理してみました。その結果、しょっぱすぎず、驚くほど柔らかく、しっとりとした焼き上がりのサバ料理が完成しました。ご飯のおかずにも、特別な一品にもぴったりのレシピをご紹介します。
材料- 塩サバ 2尾
- 米のとぎ汁 1リットル
- サラダ油 少々
- 料理酒(またはみりん)大さじ3〜4
調理手順
Step 1
まず、塩サバの塩分を和らげるために、米のとぎ汁に半日(約6時間以上)ほどしっかりと浸しておきます。米のとぎ汁は、魚の生臭さを取り除き、身を柔らかくする効果があります。
Step 2
米のとぎ汁に浸したサバの頭と尾をきれいに切り落とします。皮の内側の黒い膜や血合いを丁寧に洗い流してください。下準備したサバに料理酒(またはみりん)大さじ3〜4を全体に振りかけ、5〜10分ほど漬け込みます。料理酒は生臭さを消し、サバの風味を引き立ててくれます。特に、サバの腹の中にも大さじ1杯ほどの料理酒を注ぎ込むと、より一層美味しく仕上がります。
Step 3
蒸し器に水を張り、沸騰したら料理酒に漬け込んだサバを入れます。蓋をして強火で約15分蒸します。この蒸す工程を経ることで、余分な脂が落ち、身はしっとりと仕上がるため、焼かずにそのまま食べても非常に美味しいです。
Step 4
温めたフライパンにサラダ油を少量ひき、蒸したサバを乗せて、表面が軽く焼き色がつく程度にさっと焼きます。焼きすぎるとパサついてしまうので、表面に軽く火を通す程度がポイントです。
Step 5
食べやすい大きさに切り分け、お皿にきれいに盛り付けたら完成です。ふっくら柔らか、しっとりとした塩サバの出来上がり。どうぞお召し上がりください!