すっきり爽やか!冬のトンチミ(大根の水キムチ)
砂糖・人工甘味料不使用!爽快な酸味とシャキシャキ食感がたまらない、本格冬のトンチミの作り方
冬の食卓を彩る、澄んだ清涼感とピリッとした辛みが絶妙なトンチミ。砂糖や人工甘味料を一切使わず、自然の恵みだけで作ることで、素材本来の美味しさを引き出しました。食欲をそそる爽やかな味わいで、寒い季節にぴったりの一品です。
トンチミの材料- トンチミ用大根 5本
- ニラ 200g
- りんご 1個
- 梨 1個
- 漬け唐辛子 20本
- 生姜 1かけ
- にんにく 10〜15かけ
- 唐辛子の種 1大さじ
- 天然塩 3大さじ(味付け用)
- 水 3〜3.5リットル
調理手順
Step 1
トンチミ用大根は、皮をむかずにきれいに洗ってください。ボウルに天然塩1/2カップ(約100ml)を入れ、大根を転がしながら全体に塩をまぶします。こうすることで大根の水分が抜け、よりシャキシャキとした食感になります。
Step 2
用意したキムチ容器に、塩をまぶした大根を隙間なく詰めていきます。大根が完全に浸らなくても大丈夫です。一晩から半日ほど漬け込みます。大根の大きさや太さに応じて漬け込み時間を調整してください。大根が軽く曲がるくらいになれば頃合いです。
Step 3
生姜1かけとにんにく10〜14かけは皮をむき、薄切りにします。これを小さな布袋(だしパックなど)に入れ、唐辛子の種1大さじも一緒に加えます。袋の口をしっかりと縛ってください。こうすることで、後で汁が濁らず、具材がバラバラになるのを防ぎ、澄んだ仕上がりになります。
Step 4
りんご1個と梨1個は、皮ごとよく洗って芯を取り除き、1〜2cm角の食べやすい大きさに切ります。果物から出る自然な甘みと香りが、トンチミの風味を一層豊かにしてくれます。
Step 5
半日〜一日漬けた大根が入ったキムチ容器に、切ったりんご、梨を均等に入れます。その上に、用意した布袋(生姜、にんにく、唐辛子の種)と漬け唐辛子20本をそっと重ねていきます。
Step 6
いよいよ漬け汁作りです。まず、天然塩3大さじを温かい水1リットルに溶かします。塩が完全に溶けたら、キムチ容器に先に注ぎ入れます。その後、残りの水2〜2.5リットルを加えてください。最後に、ニラ200gを彩りよく上に飾ります。具材が汁にしっかり沈むように、落とし蓋や重しなどで軽く押さえてから、キムチ容器の蓋をしっかりと閉めます。直射日光の当たらない、涼しい常温の場所で約7日間ほど熟成させると、美味しい冬のトンチミが完成します。お好みで、もう少し酸味を効かせたい場合は熟成期間を延ばしてください。